心配りの達人がプロ小林正観
心配り
の
達人
が
プロ
『ごえんの法則』41ページ
小林正観ショップ販売ページ
https://ananda.ocnk.net/product/205
晩年の小林正観さんのエピソードとして、
後半に本から離れたお話も書きます
本の中で正観さんが入院していた時のこと。
食事のカロリー制限があったが、
医者からカロリーを増やしていい
と許可が出た。
病院の栄養士さんが
ジャムのパックを一つ増やした。
ただ入院患者としては、
食事は楽しみで、
ジャムパックではなく
例えば10種類の野菜のサラダなど、
の方が嬉しい。
道を究めるプロフェッショナルには、
- 目配り
- 気配り
- 心配り
が必要。
栄養士さんに小林正観は、
『プロならばプロらしい仕事をしてほしい。
素人が考えつくようなものはでは
決して喜ばれませんよ。
プロだったら素人が唸るような、
すごいものを考えてください。』
と伝えた。
翌日から
ひと手間を加えた
小鉢料理がついた。
不平不満では?
ちょっと本から離れて。
小林正観さんの五戎。
- 不平不満
- グチ
- 悪口
- 泣き言
- 文句
と上のエピソードを取ることも出来るでしょう。
『正観さんそれは不平不満では?』
正観さんにそれを言えば、
答えを返す人と答えを返さない人がいるような
気がします。
多分私がそれを言ったり、聞いたりすると、
『津原さんは本当のやさしさが
わかっていませんよ』
みたいな答えが返ってくると思います。
その後は自分で考えるハメになり、
気づくのに
時には2年かかったりしました。
私なりの解釈では、
【小林正観の思いやり】
になります。
小林正観の思いやり
不平不満と思いやりの違いはなにか。
先に事実としての
病院の後日談。
この栄養士さん(その病院)は、
その後
全患者さんに対して
食事等を改善されたそうです。
おそらく
栄養士として一生
心配りをし続けて行くことだと思います。
一見不平不満。
その時だけを切り取ると、
病院サイドから見ればワガママと
取れるかもしれません。
ただ、栄養士さんや病院の
心配りが患者に伝われば。
また入院の際は
あの病院で。
あの食事で、
となるでしょう。
病院経営、
そして働く人たちの生き方に
おそらく好影響がでる。
小林正観という人は、
横軸としてその時の
全ての人・モノ・状況。
縦軸、時間軸として、
今後の未来。
そこまで考える人だったと
私は思っています。
そしてそのキーワードは、
【思いやり】
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