弱き者は幸いなり病める者は幸いなり貧しき者は幸いなり天国は彼らのものである小林正観
弱き者は幸いなり
病める者は幸いなり
貧しき者は幸いなり
天国は
彼らのものである
(新約聖書キリストの言葉)
『心に響いた珠玉の言葉』169ページから
『心に響いた珠玉の言葉』は
正観さんが生きている間に出版された本では
最後のものでした。
この後
『豊かな心で豊かな暮らし』
『淡々と生きる』
が出版されますが、
亡くなられたからの出版となります。
この最後の3冊は、
亡くなることを知っていて書いたのかな?
と思うところがあります。
本題です
良く講演会の最後にテーマに触れるとき、
『本題です』
と言ったりすることが多かったです。
2時間の講演会の1時間50分とかに言い始めたりする、
それが正観さんでした。
この弱き者は幸いなり、
正観さん的解釈では、
弱かったり貧しかったりすると、
幸せを感じる機会が多くなる。
例えば貧しい人が5000円のものを食べた。
幸せを感じた。
裕福な人がいつもより5000円だと安い。
不満を感じるかもしれない。
より多くの幸せを感じることが出来るかもしれない、
そういう内容が本には書いてあります。
その集団の一番弱い人に目を向ける(内容が飛びますが)
正観さんから津原が教わり、
確かにと思ったことの一つ。
【その集団の一番弱い人に目を向ける】
そうすると行動を間違いにくい。
これを書きたくて、
強引に冒頭のメッセージを
選びました。
内容的にはちょっと違いますが。
大人の食事会にいる小学生とか、
サッカーコーチだと最下級の2年生が
喜ぶメニューで練習するとか。
正観さんの講演会だと、
初めて参加する人に
気を配る。
弱いものに目を向けると
全体が治まる経験を
たくさんしました。