人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。|スティーブ・ジョブズ名言
『スティーブ・ジョブズ全発言』 60ページより
人は形にして見せてもらうまで、
自分は何が欲しいのかわからないものだ。
ジョブズはしばしば、ビジョナリー(先見性のある独創プランを持ち、実現する人)と称される。「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」などと、ジョブズにはマーケティング否定の発言が多い。イノベーション(変革、新機軸)と、それがもたらす変化を見通す自分の能力を信じていたからだろう。
ジョブズがすごいのは、ビジョナリーであることと、CEOであることが、矛盾なく同居していたことだ。ビジョナリーは途方もない夢を描き、CEOは企業の最大利益を求め る。しばしば相反する立場なのだ。
ジョブズは禅そして仏教から学んだ「初心」を大切にした。初心とは、既成の知識に左右されない無垢な心だといっていい。ジョブズは、ものごとを曇りない初心で見たから、夢と利益が根本では一致することがわかっていたのだ。
ただし「利益」は目先の金銭的利益だけを意味しない。得失は考えず、世界にまだ存在しないものを提出する。それが莫大な得になることを知らなければならない。
アップルIのマザーボードを見た二〇歳のジョブズは、普通の個人がコンピュータを持つという当時としてはきわめて非常識なビジョンを描き、専門家から一笑に付された。
しかし、それを実現し、世界を変え、富を築いた。夢を信じる力のすごさであろう。
管理人感想
スティーブ・ジョブズさんは、ライフスタイルを変える多くの発明をしました。
私も曹洞宗なんですが、ジョブズさん禅を学び、若い頃はインドまで行って極めたいと思ったエピソードがあります。
削ぎ落とした先、初心(=ビギナーズマインド)で多くの革新を産んだ。
憧れの存在です。
ジョブスさんが読んでいたということで有名な禅の本がこちら、
スティーブ・ジョブズとは
パソコン、そしてフォントデザイン
CGアニメ
iTunes
スマートフォン
iPad などなど
一人の人間がこれほどまでに世界を変えていった。
Wikipedia
も読みきれないほどの情報があります。
ブログを見てくださって
ありがとうございます。