4月20日|中道|釈迦一日一言
中道
道を修める者として、避けなければならない二つの偏った生活がある。その一は、欲に負けて、欲にふける卑しい生活であり、その二は、いたずらに自分の心身を責めさいなむ苦行の生活である。
この二つの偏った生活を離れて、心眼を開き、智慧を進め、覚りに導く中道の生活がある。
この中道の生活とは何か? 正しい見方、正しい思い、正しい言葉、正しい行為、正しい生活、正しい努力、正しい記憶、正しい心の統一、この八つの正しい道である。
『律蔵』(大品1)
管理人の思ったこと
努力という言葉があります。
もともとは奴隷が力を出すこと。
悪い言葉ではないですが、ある意味偏りを生むかもしれない。
精進。
精を出して進んでいくこと。
偏らないが、自分の力を精一杯発揮する。
そんなふうに捉えております。
精進したいと思います。
いつもありがとうございます。