死1|釈迦一日一言|12月1日
死1
この世における人々の命は定まりなく、はかりがたく、みじめで、短く、苦悩をともなう。
生れた者が死から通れる道はない。老いて死ぬ。これが生あるものの定めである。
熟した果実はほどなく落ちる危険にさらされている。それと同じく、生れた者は死なねばならぬ。死の危険にさらされている。
たとえば陶工が土で作った器が、 終にはすべて破壊されるように、人の命も同じ。
青年も壮年も、愚者も賢者も、すべて死に征服され、すべて死に終る。
『経集』(574~578)
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