死2|釈迦一日一言|12月2日
死2
すべての人が死に捉えられてあの世に去って行くが、父もその子を、親族もその親族を救うことができない。
見よ。親族たちが悲嘆の涙にかきくれて、いたずらに見送るなかを、屠所に引かれる牛のごとくに、人は一人ずつ連れ去られる。
このように世間の人々は老と死に悩まされている。されど賢者は、世の定めを知って悲しむことはしない。
この世に生れ来た道、あの世に去る道を汝は知らず。初めも終りも見きわめること汝はただいたずらに悲嘆する。
『経集』(579~582)
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