福田|釈迦一日一言|5月19日
福田
釈迦はしばしば、人々に、
「福田への布施をせよ」
と言っています。福田とは、そこに導き行為の種子を蒔いて、功徳という収穫を得る田地の意味です。
最初のころは、釈迦だけが福田とされ、人々は釈迦に帰依して供養しました。やがて釈迦の弟子のうち、悟りを開いて阿羅漢となった者も福田とされます。そもそも“阿羅漢”とは、供養に応ずる資格のある者の意です。後世の大乗仏教になると、福田思想は仏教徒の社会的実践の基本とされるようになります。
いつもありがとうございます。
中村元著作 アマゾンページ
https://amzn.to/3sZvCs1
created by Rinker
¥1,359
(2024/12/11 14:03:31時点 Amazon調べ-詳細)
#福田釈迦