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釈迦一日一言366

山林での修行|釈迦一日一言|1月15日

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『釈迦一日一言』 14ページより

山林での修行

釈迦の十大弟子の一人、優波離(ウパーリ)が、山林に入って修行したいと釈迦に許可を求めたとき、釈迦は、

「優波離よ、大きな池で象が水浴びをしていた。身体を洗い、背を洗い、耳を洗い、 まことに楽しげであった。あれを見て、兎もまた池に入ったが、小さな身体で水がこわくなり、飛び出してしまった。

優波離よ、そなたには山林の修行は適していない。そなたは衆の中で修行するがよい」

と、そのように助言された。       増支部経典 (99

優波離は出家する以前、釈迦の生国である釈迦国の理髪師でした。したがって、彼はたぶん人懐こい性格だと思われます。そんな性格の人間が、山林で孤独な生活をするのはすごい苦痛でしょう。だから釈迦は優波離に、人々のあいだにあって修行することをすすめられたのです。

釈迦は、山林での修行がふさわしい人には、それをすすめておられます。釈迦は相手の性格に応じて、それぞれにふさわしい指導をされています。 それが釈迦のやり方だったのです。

いつもありがとうございます。

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