筏|釈迦一日一言|3月13日
筏(いかだ)
ここに一人の人がいて、長い旅を続け、そして大きな河の所に来てこう思った。この河のこちらの岸は危険がいっぱいであるが、向こう岸は安全に見える、と。そこで彼は筏を作り、その筏によって向こう岸に渡ることができた。そのとき彼は、「この筏は、わたしをこちらの岸に渡してくれた。大変役に立った筏である。だから、この筏を捨てることなく、肩に担いで持って行こう」と思った。この人は、筏に対して、なすべきことをなしたのであろうか?
『中部経典』(3・22)
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