戦場の象|釈迦一日一言|5月17日
戦場の象
戦場の象が、弓から射られた矢に当たっても、その苦しみに耐え忍ぶがごとくに、われは人の誹りを耐え忍ぼう。人間というものは、たいていが性質が悪いからである。
『ウダーナヴァルガ』 (29)
釈迦がコーサラ国で、誤解による迫害を受けたときの言葉。「たいていの人間は性質が悪い」といった釈迦の言葉は、われわれをはっとさせます。性質の悪い人間を相手に怒ってみても、こちらの度量が下がります。なるほど、じっと耐え忍んでいたほうがよさそうです。
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