死3|釈迦一日一言|12月3日
死3
もしも愚か者が迷妄にとらわれ、自分の身をそこなってまで悲嘆して、それによって利が得られるのならば、賢者もそうする。
泣き悲しむことによっては、心の平安は得られない。いっそう苦痛が増すばかりで、体をそこなうばかりである。
瘠せ衰え、顔色も悪くなり、われとわが身をそこなう。そうしたところで、死んだ人が救われることはない。嘆き悲しむのは無益である。
悲しむのをやめなければ、人はますます苦しむだけ。死者を嘆くのは、悲しみに降服したことだ。
『経集』(583~586)
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