幸福の追求|釈迦一日一言|12月11日
幸福の追求
阿那律 (アニルッダ)は盲目の仏弟子である。彼は祇園精舎にあって、衣のほころびを縫おうとしていた。しかし彼は、盲目であるから、針の孔に糸を通せない。
「どなたか、わたしのために針に糸を通し、功徳を積もうとする人はいないか?」
彼はそう呼びかけた。それに応えたのが釈迦世尊であった。阿那律は、「世尊は、もはや功徳を積む必要はありますまいに」と言う。だが、釈迦は言われた。
「布施や忍辱、真理と幸福の追求においては、ここまでという限度はないのだよ」
『増一阿含経』(3・5)
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