重要なこと重要でないことの区別は無い小林正観
『 重要なこと
重要でないこと
の区別は無い』
今、目の前にいる人
目の前にあることが
人生の中で
最高最大に重要なこと
『宇宙法則で楽に楽しく生きる』81ページ
人生はドミノ倒し。
重要なこと重要でないこと、
大きいこと、小さいこと
の区別はありません。
どこからが
大きい出来事で、
どこからが小さい出来事
と
答えられない。
小さいこと、
些細な事と
思っていたことがなければ、
今の人生は無い。
営業マン時代の体験
正観さんの本の中では、
バイトをしていた時にアメリカ人のご夫婦に親切にした後の、
信じられない展開のお話が出ています。
そこまでドラマチックではないですが、
色々と体験はしました。
20代の頃の自分のエピソードを2つ
ある町工場の社長さんの思いで
22歳の頃。
証券外車の営業マンで飛び込み営業をしていました。
ある下町の工場の入り口に
小さな建物が有りました。
パイプ椅子に作業ズボンにツギ当てだらけで、
60代の男性Tさんが座っていました。
私は
『わたくし〇〇証券の津原といいます。
社長さんはいらっしゃいますでしょうか?』
と言いながら
Tさんに名刺を出しました。
(定年になって受付をしている人かな?
と思いながら)
Tさん
『社長は、どこかな~』
私はその後そのTさんと少し話して
帰りました。
2回目、3回目とも
同じ展開。
ある時訪問してみると、
工員の方がいて
聞いてみました。
津原
『わたくし〇〇証券の津原と申します。
社長さんにお会いするにはどうしたら良いでしょうか?』
工員さん
『おまえ、毎回社長にあってるじゃないか。』
Tさんが社長だったんだ、ガーーンっ!
『社長、あの営業は、丁寧だみたいなこと言ってたぞ。
気に入ってるみたいだから行ってみな。』
その後
Tさん、T社長は
『バレたか、ハハハッ』
でした。
焼肉屋でT社長の奥さんが、
チラッと言ってくださったこと。
T社長奥さん
『色んな営業の人が来るけど、
社長があんな格好してるから、
態度が良くない人も多いのよ。
あなたは最初から
丁寧だったよね。』
T社長には、
大きな取引をたくさんして頂きました。
これまでで最高の上司A課長の思い出
これも証券会社時代。
私のいた支店の稼ぎ頭だったのがA課長でした。
私の教育係でもありました。
その後
大きな支店の、支店長等になった方ですが、
私が22歳からお世話になり当時40代。
正直、
証券会社の仕事は、
20万円の売買をしても、
2億円の売買をしても、
伝票や手間は同じ。
別のB課長は、
大口のお客さんを大事にして、
小口の注文とかを
ある種ぞんざいに扱っていました。
A課長は、
小口の取引であっても誠心誠意、
電話応対も美しいものでした。
結果、
A課長はどんどん出世、支店長になっていきました。
(私のいた会社の社長はドライな人でしたが、
人を見る目は正確だったと思います)
まとめ
当たり前のことですが、
一見小さなこと。
取引で言えば、
金額の大小。
そういったことに、
丁寧に生きていく。
正観さんの考え方、
本に出会った時、
証券会社時代の色んな出来事が、
法則にあっていたと感じました。
『 重要なこと
重要でないこと
の区別は無い』
生きていく上で、
大切な考え方だと思っております。
『宇宙法則で楽に楽しく生きる』81ページ