祝彩ひめくりカレンダー2日
文・小林正観 画・斎灯サトル
自分がたいしたものと
思えば力が入る。
たいしたものじゃないと
思えば力が抜ける。
風に揺らぐ花のように、
力が抜けていると美しい。
小林正観という人のたたずまい
小林正観さんを初めて見た時。
八戸講演会でフラ~っと入ってきたんですが、
正直
「大丈夫か?」
「(あまりのダジャレに)お金損した」
これがウソ偽りのない第一印象です。
帰ろうとして、
席を立とうと腰を浮かせましたから。
その後、今に至るまで
こんなにも深くかかわり、
人生の恩人になるとは夢にも思っていませんでした。
小林正観という人は、
「力み」とかが全くない人でした。
普段は本当に、
居るか居ないか分からないぐらい。
相談事や質問に対して答える時。
まるで剣の達人が
スラリと刀を抜くかのように、
信じられないほどの深い答えを返す。
その時も「力み」が全くない・・・
本当に水のような、空気のような。
勝ち負けではないですが、
この人には、勝てない。
水や空気なので、勝ち目が無い。
私にとって
怖くないのですが、
「恐ろしい人」
でした。
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いつもありがとうございます。