ありがとう小林正観
2番 ありがとう
法句経182番
『人の生を
受くるは難く
限りある身の
今
命あるは
有り難し』
玄奘三蔵の漢文訳
有難が
有り難しのきっかけになった。
経の意味は、
60年とかの寿命のある
存在である人間。
今
命があって生きているということは、
本当に
ありがたいことである。
ありがとうのおじさんと呼ばれて
正観さんは
『ありがとうのおじさん』
とか
『トイレ掃除のおじさん』
と呼ばれることがあった。
ご本人は、
『どう呼ばれてもかまわないのですが・・・
出来たら
ありがとうのお兄さんがいいな~』
みたいな冗談をよく言っていました。
旅行作家だった正観さん。
生前に出した本で、
【ありがとう】
の入ったタイトルは無かった。
又【神様】とかの入ったタイトルも
2冊だった。
情報を伝えることに徹したので、
タイトルも
説教になることを基本的に避けていた。
そう感じました。