無財の七施
,小林正観,小林正観名言
『この世の悩みがゼロになる』 86ページより抜粋と若干の順番変更しました。
釈迦のお話です。
目の見えない弟子が
「針に糸を通す」事が出来なかった。
『どなたか、私に施しをし功徳を積んで、
しあわせになりたい方はいませんか』
と弟子が呼びかけた。
通りがかったある人が、
『私にやらせてほしい』
それは釈迦だった。
お師匠にはそんなお願いを出来ない
と言った弟子に
『なぜだ。なぜ私ではいけないのか。
私だって幸せになりたいのだ。
私だって、もっと幸せになりたい。』
と言った。
「施し」をすることは、
「他人のため」
ではなく、
「自分のため」
であった。