「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助さんは、多くの経営者の目標とされてき ました。
松下電器産業を一代で築き上げた創業者ですが、その人生は、出発点としては決して順調ではなかったといいます。
比較的裕福な家に生まれましたが、父親が米相場に手を出して失敗し、全ての財産を失ってしまいました。そのため小学校を中退し、九歳で大阪の火鉢屋に奉公に出されます。
また、両親と八人兄弟の家族は、松下さんが二十六歳になるまでに全員が病気などで亡くなり、そのうえ松下さん自身も、二十歳頃に肺尖カタルにかかっ てしまうのです。
お金がなく、家族もなく、学問がなく、体が弱い。
このような状況は、一般的には不幸で運がない、と思われます。
生前の松下さんはいつも、自分は「運が強かった」と言っていたそうです。
出典
喜ばれるより抜粋
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