貪・瞋・愚|釈迦一日一言|2月10日
貪・瞋・愚
貪りは満足を得たい気持ちから、瞋りは満足を得られない気持ちから、愚かさは不浄な考えから生まれる。貪りは罪の汚れは少ないけれども、これを離れることは容易でなく、瞋りは罪の汚れは大きいけれども、これを離れることは早い。愚かさは罪の汚れも大きく、これを離れることは容易でない。
したがって、人々は気に入ったものを見聞きしては正しく思い、気に入らないものを見ては悲しみの心を養い、常に正しく考えて、この三つの火を消さねばならぬ。もしも人々が正しく考えれば、煩悩に惑わされない。
『増支部経典』(3.68)
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