天皇の四方拝、崇高な魂｜１月１日
天皇の四方拝｜１月１日
私が六十年ほど生きてきた中で人生最大のショックだった言葉というのは、この天皇のことばです。
私はこのことばを聞いて猛烈なショックを受けました。人間の魂はここまで崇高で美しくなれるものなのか、と絶句しました。
一月一日、早く起きた天皇は東西南北、四方の空に向かってこう言うというのです。
「もし今年、日本に災いが降ってくるのであれば、まず私の体を通してからにしてくてください」
これを、四方拝というそうです。
普通では考えられない話です。
病気や事故、不運や災難というものを逃れたい。自分だけはそういうものに見舞わ
れたくないと思うのが普通です。当然のことです。
しかし、世の中にはこんなことを考えている方がいるのだ、ということが私には大いなる衝撃でした。
心に響いた珠玉のことばより抜粋
【一日一話３５８＋８ １月 １日】
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